ミノーのフックをシングルに換えると、気になるのがフック同士の絡み。
フック同士が絡んでしまうとそりゃもう確実に魚は掛からないわけで、アクションだスピードだなんて言ってられないほどの問題なわけです。
「これはひどい」
このフックの絡みを何とかしようと今までもいろいろとやってきたわけですが
・絡まないシングルフックを作る!その1 ショートシャンクでどうだ!
・絡まないシングルフックを作る!その2 フッキングテスト~ショートシャンクの落とし穴
・絡まないシングルフックを作る!その3 これで決まり、ショートシャンク3号
ほとんどHPのネタの域を出ていないような…(笑)
完成型として確立しているフックの形状を変えちゃうのはちょっと無理があったので、今回は、その上にあるスプリットリングのサイズで調整してみます。
まずはトリプルフック装着のオリジナル状態から。
これをそのままシングルフックに換装します。
わかりやすいように、画像を重ねてみます。
ここでちょっと小さめのスプリットリングに交換してみます。
今回は、オーナーの「スプリットリング
ファイン P-04」の#00を使います。
スプリットリング交換前の画像と重ねてみます。
スプリットリング自体を並べてみます。
たかだか1mm程度の違いですが、だいぶフック同士の絡みが減った気がします。
リングの内径が小さくなって可動域が小さくなったせいか、フックとラインの絡みも減りました。
最後に一点。
#00サイズのスプリットリングは、普通のスプリットリングオープナーやプライヤーで付けようとすると、サイズが小さすぎてうまくいきません。
先がものすごく細い、いわゆるニードルノーズのプライヤーがオススメです。
楽京太郎はビーズ用の先曲がりギザ付きのプライヤーを使っています。これでもちょっと苦労しますが。
お試しあれ。
<おしまい>