オラは釣る

2007/5/11 前編:そこに魚はいるのか?

 前回、前々回の釣行は、いつもと川の様子が違いました。 どうみても、川の中に小砂利が多い。
 これはもしかしてもしかするかも、と、いやーな気分を抱えつつ、今までよりも少し上流へ行ってみます。

 気温は若干低め。 最近暖かかったから、平年並み、くらいですかね。

 人気(ヒトケ)の無さにビビリつつ入渓。
 このあたりは今までと変わりなくいい渓相です。
 ブログでも触れていますが、今回から新しいフックを実戦投入しました。

新しい針 今回は、右の『川虫スペシャル』がデビュー

がまかつ カタログより
がまかつカタログ 川虫スペシャル
 このフック、カエシはありませんが「コブラヘッド」てなモノになってまして、まったくのスレ針より抜けにくくなっている模様。
 いつも使っている『アマゴスーパーライト』に比べて、針先の向きが外めに向いていますので、フックアップの確率が上がることを期待しての採用です。

 さて、まずは最近のパイロットルアーであるウェイビーを結びます。
 フックが変わったのでルアーの動きも…変わらないわな(笑) シングルフック→シングルフック じゃ、変わるわけない。

 ぽちぽちキャストしつつ釣り上がります。
 程なく初ヒット! 頭の中で、江口洋介が叫びます(「よしっ!合わせろ!!」)
 「うりゃー」 思いっきり力んで合わせるとすっぽ抜け。 ばかだねぇ。
 でも魚は居るな、幸先よいぞ、と思ってフックを念のためチェック。
のびのびフック ありゃまー ノビノビ
 なんだか簡単に伸びちゃいました。 うーむ。
 フックポイントが開いている分、加減して合わせないといかんのかな。

 ま、過去は振り返らず前だけ見つめるあなたが好きよ、と言われることを期待しつつ、ずんずん釣り上がります。 もちろんフックもずんずん交換。

 しばらく釣り上がりますが、それ以来サカナの気配がパタッと消えてしまいました。
 先行者がいる感じはしないし、水温もいい具合。 おかしい。
 そのうち、始めのほうでは感じなかった妙な違和感が…。

 去年までにくらべて、河原が歩きやすいのです。
 今までは大石がごろごろして、えっちらおっちら歩いていた場所も、すんなり歩いていける。 高巻きしなければ進めなかったところも、川通しですいすいと進める。 いつもと違う川の景色。

 最後の淵まで来て愕然。

埋まってしまいました

 あらら~

 去年までは、こんな一級ポイントだったのに…

今は亡きいつものプール

 写真の向きが違ってますが、確かに同じ場所。
 やはり去年の増水の影響でしょうか? すっかり埋まってしまっています。 これはキツイ。
 ここまでも、どうも川がぺったんこになっているような気はしてたんだけどねぇ。

 あまりにも悲惨な変わり具合に、ぐったりと力の抜けるオラでありました。

 ~後編に続く

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