オラは釣る

2005/7/22

 ついてない日というのはあるもんです。
 何をやってもうまくいかない。何をやっても裏目に出る。
 そんな日の話をひとつ。

 先週に引き続き、れんたろう君との釣行です。
 今日は、ちょっと下流のあまり人の入らない場所へ。

 ここは、林道から川まで30mくらい降りていくんですが、急な道にくわえて枯れ葉で滑るんです。で、滑らないように歩いていたんですが、道脇の針金が輪になっていて、罠にはまったタヌキのようにずっこけそうになりました。
 あぶね~。

 川に着くと、どうも底石の感じがおかしい。
 うっすらと泥をかぶってるんです。
 たしかに先週は増水して笹濁りだったけど、そのときの名残にしては時間が経ちすぎてない?(この謎はまたあとで解けるんです)

 ま、とりあえず釣りを始めます。
 この区間は、初めの300m程はほとんど魚がいないんです。なので、キャスト練習がてらちょこちょこキャストしながら遡行します。
 今日のラインは「サンライン トラウティスト ネイティブ」。赤いぴかぴかのラインです。
 視認性に多少の心配はありましたが、もう、本当に見えません(笑) う~。もう二度と赤ラインなんか買わない。
 文句ばっかり言ってもしょうがないので、これで我慢して・・・あれ? よく見ると、ラインの先端から3mくらいのところで、突然のラインブレイク。おいおい。

 ちょっと怒りながら(笑) それでもキャストを続けます。相変わらず魚の気配は無し。

 しばらく釣り上がると、どうもリーリングの感じがヘン。また絡んでるかと思ったら・・・

 ぶっ壊れてますよ

 ベイルを止めているはずのネジがはずれていて、片側がブラブラしています。大あわてであたりを探しますが、ちっこいネジが河原で見つかるはずがありません。
 もちろんリールのスペアは持ってきていません。替わりになるようなネジはないかと、あちこち探してみますがピッタリのサイズのものはありません。
 ないないづくしで、いやー困った。

 と、ここでれんたろう君からの提案。
 「一旦クルマまで戻って、場所を変えよう。車に行けば、他のリールがあるから」
 おー、心の友よ。ありがとう。
 その前に、ちょっと直してみますかねぇ。とりあえず、すぐそこにいいポイントがあるから釣っててよ。ということで、れんたろう君には釣りを続けてもらいます。
 さて、ネジ無しリールですが、ネジのスペアはないから・・・縛っちゃおう。

 ヒモで修理

 二、三投してみます。
 むむ。 いいかもしんない(笑)
 なんとか巻ける。けど、釣れたときにどうかな? ま、そんときはそんときで。

 喜び勇んでれんたろう君を見ると、なにやら浮かない顔。
 上流を見ると・・・ありゃー、重機が入ってるや(怒)
 さっきから、どっこんどっこん音がしてましたが、まさか川の中にいるとは。そうか、それで底石に泥が付いてたワケね。

 そんなわけで、一旦川から上がって、別の場所に移動します。なんか疲れた。

 ちょっと上に上がってもう一回入渓・・・しましたが、釣れず。
 釣れないどころか、魚の陰も見えず。

 もうダメ、ギブアップ(笑)

 

 ~まとめ~

 今日、起こった大変なこと。

  1. 入渓時コケそうになった。
  2. ラインが見えなかった。
  3. ラインが切れた。
  4. リールが壊れた。
  5. 重機が入っていた。
  6. ボウズだった。

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