ついてない日というのはあるもんです。
何をやってもうまくいかない。何をやっても裏目に出る。
そんな日の話をひとつ。
先週に引き続き、れんたろう君との釣行です。
今日は、ちょっと下流のあまり人の入らない場所へ。
ここは、林道から川まで30mくらい降りていくんですが、急な道にくわえて枯れ葉で滑るんです。で、滑らないように歩いていたんですが、道脇の針金が輪になっていて、罠にはまったタヌキのようにずっこけそうになりました。
あぶね~。
川に着くと、どうも底石の感じがおかしい。
うっすらと泥をかぶってるんです。
たしかに先週は増水して笹濁りだったけど、そのときの名残にしては時間が経ちすぎてない?(この謎はまたあとで解けるんです)
ま、とりあえず釣りを始めます。
この区間は、初めの300m程はほとんど魚がいないんです。なので、キャスト練習がてらちょこちょこキャストしながら遡行します。
今日のラインは「サンライン トラウティスト ネイティブ」。赤いぴかぴかのラインです。
視認性に多少の心配はありましたが、もう、本当に見えません(笑) う~。もう二度と赤ラインなんか買わない。
文句ばっかり言ってもしょうがないので、これで我慢して・・・あれ? よく見ると、ラインの先端から3mくらいのところで、突然のラインブレイク。おいおい。
ちょっと怒りながら(笑) それでもキャストを続けます。相変わらず魚の気配は無し。
しばらく釣り上がると、どうもリーリングの感じがヘン。また絡んでるかと思ったら・・・
ベイルを止めているはずのネジがはずれていて、片側がブラブラしています。大あわてであたりを探しますが、ちっこいネジが河原で見つかるはずがありません。
もちろんリールのスペアは持ってきていません。替わりになるようなネジはないかと、あちこち探してみますがピッタリのサイズのものはありません。
ないないづくしで、いやー困った。
と、ここでれんたろう君からの提案。
「一旦クルマまで戻って、場所を変えよう。車に行けば、他のリールがあるから」
おー、心の友よ。ありがとう。
その前に、ちょっと直してみますかねぇ。とりあえず、すぐそこにいいポイントがあるから釣っててよ。ということで、れんたろう君には釣りを続けてもらいます。
さて、ネジ無しリールですが、ネジのスペアはないから・・・縛っちゃおう。
二、三投してみます。
むむ。 いいかもしんない(笑)
なんとか巻ける。けど、釣れたときにどうかな? ま、そんときはそんときで。
喜び勇んでれんたろう君を見ると、なにやら浮かない顔。
上流を見ると・・・ありゃー、重機が入ってるや(怒)
さっきから、どっこんどっこん音がしてましたが、まさか川の中にいるとは。そうか、それで底石に泥が付いてたワケね。
そんなわけで、一旦川から上がって、別の場所に移動します。なんか疲れた。
ちょっと上に上がってもう一回入渓・・・しましたが、釣れず。
釣れないどころか、魚の陰も見えず。
もうダメ、ギブアップ(笑)
~まとめ~
今日、起こった大変なこと。