オラは釣る

2006/6/1

 突然ぽっかりと時間が空いたので、そそくさと行ってまいりました。久々の平日釣行です。
 先々週、ライバルのれんたろう君の車に小石が直撃してフロントガラスにヒビが入った、との報告を受けておりまして、ややビビリながらも単独釣行です。

 峠では山桜が満開、麓ではニセアカシヤが満開、林道脇では、藤と桐がこれまた満開。
 木に咲く花が大好きなオラには嬉しい季節です。

 林道に入ると、県外からの山菜取りの方がちらほら見えます。今年の山は春が遅いから、多分今ぐらいが深山の山菜はちょうどいいのでしょう。って、よくわかんないけど(笑)
 釣り人の姿は見えません。むふふ。
 ちょっと上流に、いつもエサ釣り師が入っていてまだやったことのない区間があって、いつもいつも気になってたんです。
 こりゃ、チャ~ンス。

 そんなわけで、ずんずん上って行きますと、前方からダンプカーがきましたので、脇のくぼみに寄せてやり過ごします。
 「あぁ、今日は平日だもんね。お仕事ご苦労様です・・・ん?」
 ダンプの運転手さんがスケッチブックをこちらに向けています。

 「本日、13台」

 は? 13台?


 いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお、ろーく・・・

 13台ね、なるほど(--) コンボイデスヨ、コンボイ。ラバーダックですよ、サム・ペキンパーですよ。
 13台のダンプカーが微妙な間隔で(笑) 通り過ぎます。
 で、皆さん礼儀正しく、手を上げて通ってらっしゃる。こちらも無視できませんので、会釈×13。

 あまりに長いので、車の中で釣り支度を整えまして、準備万端。
 でも、まだコンボイは続く(笑)

 10分くらいたったでしょうか。最後の13台目(とか言ってるけど、途中で数がわからなくなってちょっと焦った。最後尾の車にはちゃんと「最終」って書いてあった。)
 さて、気合を入れなおして出発。で、あっという間に到着。

 支度は既に完了、と思ったら、帽子忘れてきましたよ(笑)
 しょうがないので、タオルで姉さん被り。気分は茶摘娘かキシリアか。

 川はといえば、幾分増水気味でささにごり。最近雨なんて降ってないのに。
 D-コンタクトで始めましたが、流れに押されてポイントを通せません。うまく泳がないせいか魚の反応もいまいち。
 しょうがなく、ウェイビーにチェンジです。最近こればっかり。

 ささにごり やや増水

 ウェイビーに変えたとたんヒットしました。まいったな、これしか使えなくなりそう。

 奥の岩の下から

 しかしま、人間の足跡がない釣り場ってのは気持ちいいですよ(笑) 前回の増水が収まったのが1週間前くらいだから、そのくらいから釣り人が入ってないんでしょうね。
 やっぱり、人が入ってないと釣れます。
 はじめのイワナを釣った100mばかり上の広めのポイントで、ワンキャストワンヒット連続5匹というのを初めて経験しました。
 1匹2匹のうちは結構興奮しますが、そのうち妙に冷静になったりして、アワセ練習モードに突入です。
 ふむ、実際の経験というのは大事です。いろいろ勉強になりました。あとでレポート提出予定です(笑)

 しばらく釣り上がったところで、終点の二段堰堤。
 堰堤まわりは嵐の様相で、近づくことすらままならず、しょうがなくそのまま釣り下りました。ま、いつものこと。

 帰りでもなかなかいい思いをしました。いつもより早い時間ですがココで終了。
 っていうか、帽子がないとダメよ、暑くて。

 P.S.
 もちろん、帰りもダンプに逢ったデスヨ(笑)

【戻る】

Copyright (c) 2001-2016 RakkyoTaro. All rights reserved.