著者の白石さんは、イワナ、ヤマメ釣りの本を数多く執筆されている方ですね。
前半で、岩魚の種類や生態などの学術的な話、その後に、仕掛けやら餌やらの実践的な話、そして、後半では、源流域に分け入るときの装備、心構え、等々のお話し。
岩魚は本来、源流地帯の魚です。車で簡単に入れる所では、イワナ釣りのほんとうの楽しさは味わえないといってもいいでしょう。やはり、激流が渦巻く源流地帯で釣ってこそイワナ釣りも面白いのです。
場荒れした川で1日釣って10尾の岩魚を釣るよりも、5時間歩いて残りの3時間で15匹釣った方が、ずっと濃密な釣りができるのです。
第13章 源流への釣行のために
う~む、やはりライトで弱気な釣り師にはちょっとムリだな(笑)
あ、そういう人には姉妹書「大ヤマメの世界」の方がいいかもしれない。(読んだことないけど)
そうそう、それから、この本には剥製の作り方が書いてあります。もう、読んでるだけで面倒くさいです(笑)勉強にはなりますが、自分で作ろうとは思わないなぁ。餅は餅屋、剥製は剥製屋さんに任せます。
っていうか、なに、この無精者(笑) わざわざ感想文として残すほどのものでも…ねぇ。